「みやぎ防災・減災円卓会議」2025年度・第2回例会(通算83回)2025.7.5、河北新報社1階ホール
★市民向けの参加イベントとして、防災ワークショップを開催
★2024年度・第5回例会で活動報告した「Team Sendai 震災記録チーム」と「わしん倶楽部」が、災害対応シミュレーションのクロスロードゲームを企画、運営しました
★産学官民・メディアの会員をはじめ、宮城教育大学や東北福祉大学の学生、かほく防災記者の中高生ら30名が集まり、運営側も合わせて40名が参加
★仙台市役所の職員が避難所運営など東日本大震災で実際に経験したことを題材に、判断を迷う問題について「YES」「NO」を挙げ、理由を話し合うゲームを進めました
★「避難所がまだ落ち着いていないときに、子ども向け紙芝居のボランティアが来ました。紙芝居をやってもらいますか」「遠隔地にいる家族から、移動が難しい自宅避難の高齢者に水と食料を届けてほしいと市役所に電話がありました。あなたが職員だったら届けに行きますか」といったテーマで意見交換し、災害をわがこととして考える時間を共有しました
★参加者からは「世代も立場も違う人たちと災害対応を話し合える機会はあまりなく、貴重な学びが得られた」「震災で実際にあった事例をもとに考えたことで、14年前の経験を伝え継ぐことの大切さをあらためて感じた」「いろんな判断を繰り返して、あの出来事をみんなで乗り切ったことがよく分かった。今後の災害対応に生かしたい」といった感想が聞かれました
★終了後は懇親会も開き、運営側を中心に15名が円卓会議として今後も市民参加の機会を継続して設けていくことを誓い合いました
★ワークショップの様子はNHK宮城のニュースで報道されました
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20250705/6000031966.html
★次回例会は、9月18日木曜日17:00に開催予定です