2026年度第2回例会(通算88回)が開催されました
「みやぎ防災・減災円卓会議」2026年度・第2回例会(通算88回)2026.7.15、河北新報社1階ホール
★会場参加者は37人でした(オンラインは23人)
★議事は「北海道・三陸沖後発地震注意情報を振り返る」のテーマで、産学官民・メディアの6人から報告があり、評価や課題を議論しました
★2025年12月8日の青森県沖地震と2026年4月20日の三陸沖地震を受けて発表された後発地震注意情報をめぐり、2度の経験で何が変わり、何が変わらなかったのかが焦点になりました
★発表側の分析や研究者の調査では、情報の認知と内容の理解は2度の経験で大きく向上し、行政機関や報道による啓発効果があったこと、従来の備えを確認・定着させることにつながったとの評価が報告されました
★一方、自治体や企業、報道現場の感触としては、100回に1回の頻度で巨大地震が起きる可能性があるとの情報は市民にとって具体的イメージがとらえにくく「特別な備え」まで踏み込む動きは限定的だったこと、企業や組織レベルでは認知も動きも鈍かったこと、6月の岩手県沖地震で後発地震注意情報が発表されなかった際には関心が情報発表の有無に集中してしくまったことなど、課題が報告されました
★今後に必要な視点として「BCPの中に後発地震注意情報の対応を盛り込む必要がある」「注意情報の原点である震災2日前の前震の体験をもっと周知、伝承すべきではないか」「特別な備えの意味・意義をもっと吟味すべきだ」「100回に1回の頻度を10回に1回の頻度と同様に取り扱うのはどうなのか」「警戒を呼び掛ける期間として1週間にどんな根拠があるのか、検討が必要だ」といった意見が出されました
★円卓会議例会として6人の報告を受けた意見交換はこれまでになく、身近な関心事でもあったことから予定時間を30分超過して議論しました
★次回の例会は9月16日水曜日になります
■次 第
・共同世話人代表あいさつ
・会員異動あいさつ
・会員の活動随時報告
・議事「北海道・三陸沖後発地震注意情報を振り返る」

・情報発出の立場から 仙台管区気象台 久利美和さん

・研究者の視点から 東北大学災害研 新家杏奈さん

・放送報道の視点から 東北放送報道部 沓澤伸太郎さん

・新聞報道の視点から 河北新報編集部 高橋鉄男さん

・企業の視点から 東北丸和ロジスティクス 山田琢磨さん

・自治体の立場から 岩沼市危機管理課 小寺義さん
▼逐次質疑、意見交換
