みやぎ防災・減災円卓会議が派生組織として運営してきた、みやぎ「災害とメディア」研究会は、2023年度から在仙の報道機関14社の責任者会「三金会」(事務局・河北新報社編集局)の下で運営することになりました。新聞と放送、通信の各社がグループをつくり、年2度のペースで研究会の例会を開く予定です。東日本大震災の知見や教訓を土台にした災害報道のあり方について意見交換や情報交換を重ね、被災地発の「災害とメディア」の発信に力を入れることにしています。円卓会議も引き続き連携して研究会の企画運営に協力して参ります。

研究会の問い合わせは 河北新報社編集局 022-211-1125

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(参考)旧運営体制における研究会の確認事項(2019年5月21日)は以下の通りです。

◎設立趣旨
東日本大震災の被災地、宮城・仙台で活動するメディア、研究機関、行政機関等の一線担当者らが、災害犠牲をなくし、被害と混乱を最小限に抑えるための「防災・減災発信」の責務を確かめ合い、平時における啓発や災害発生時の情報伝達の改善などに取り組むべく、定期的な情報交換と研鑽の場を設ける

◎設立概要
▽名称
・みやぎ「災害とメディア」研究会

▽位置付け
・みやぎ防災・減災円卓会議の派生組織とする

▽主体と構成
・円卓会議登録の在仙メディアが主体となって運営する
・各社は複数の一線記者・デスクを登録し、例会参加を促す
・研究機関は若手研究者を中心に登録する
・気象台、整備局など関係行政機関は担当専任者を登録する
・上記登録名簿を作成し、関連として自治体の円卓会議登録者を付記する
・その他、必要や要望に応じて随時、登録の可否を判断し、追加する

▽確認事項
・会則は定めず、運営に当たってのルールを下記「確認事項」として共有する
・円卓会議共同世話人(武田)が幹事役と協議して進める
・幹事役は、報道側と研究側(行政機関含む)で構成する
・報道側は当面、朝日新聞仙台総局、東北放送、NHK仙台放送局、共同通信仙台支社、河北新報の円卓会議登録者が担当する
・研究側(行政機関含む)は宮教大の小田隆史氏、東北大災害研の佐藤翔輔氏が務める
・連絡調整は、円卓会議共同世話人の武田のもとで進める
・会員登録は上記「主体と構成」を基本に進め、随時加除する
・例会は年4回、4半期に1度を基本に開催し、うち1回は視察・懇親の合宿とする
・例会は取材の場とせず、会合はオフレコの扱いを原則とする
・事前に全体で了解を確認した場合はその限りではない
・例会で出た話題や意見を個別に報道する場合は、あらためて別途取材をする
・会費は定めず、必要に応じて徴収する
・その他、課題が生じた場合は随時、幹事役を中心に協議する

▽活動開始
・設立例会を2018年1月23日に合宿形式で開催し、活動を開始する

以 上

・研究会の歩み
・フォトギャラリー
・NSLからのメッセージ
・参加団体
・報道記事